大阪芸術大学音楽工学専攻卒業。尺八を酒井竹翁、酒井松道両氏に師事。竹保流、明暗各派の本曲を学ぶ。現在、虚無僧奏法と尺八の楽器学・演奏工学的研究に従事。また演奏家として、古典本曲と現代曲を中心に国内外で活躍。創作ではCyber尺八により虚無僧尺八を現代化したライブコンピュータ・ミュージック〈竹管の宇宙〉シリーズが、ICMC1994、'96に入選。 著書『楽の器』弘文堂、『コンピューターと音楽の世界』共立出版、『古管尺八の楽器楽』出版 芸術社、 他。大阪芸術大学 音楽学科 教授。
<過去の主要な演奏会記録> (サイバー尺八) ・京都メディア・アート週間'96 (尺八) ・現代邦楽作品の系譜 - その変化の諸相をめぐって ・第1回現代室内楽の諸相 ・日本音楽の表現 吹く ・木幡吹月コレクション 普化尺八・一節切 古管を聴く会 ・もてなしのまち 浜松へようこそ ・宗教尺八の神秘 ・普化尺八-楽器博物館所蔵古銘管の響き- ・World Shakuhachi Festival 1998 ・根笹派錦風流
1993年、京都工芸繊維大学大学院後期博士課程 単位修得後中退。学術博士。在学中よりアナログ・デジタル回路低周波、高周波、計測、通信、制御等の技術を修得。 各種企業より依頼を受け電子機器の試作研究を始める。(財)イメージ情報科学研究所客員研究員、大阪大学基礎工学部システム工学科講師を経て現在、大阪芸術大学非常勤講師。音楽における感性情報処理の研究、インタラクティブアートのためのセンサー開発を行っている。
<制作:マトリョミン>
大阪芸術大学音楽学科音楽工学コース卒業。大学時代より電子楽器に精通。「竹管の宇宙V」からプロジェクトにかかわり、機材のスリム化などに貢献。その後、プロジェクション表示プログラムの作成などを行う。「Cyber尺八とピアノのための<7つのシーン>」からはシステム設計、プログラム、コンサートのサポートを行う。 尺八Web博物館のサイト全体の作成も行った。