国際尺八フェスティバル
国際尺八フェスティバル2018 in ロンドンは、2018年8月1日から8月4日にかけてロンドン大学ゴールドスミス校で開催されました。また、それに先立ち、2018年7月30日には、国際尺八シンポジウムがロンドン大学SOAS(東洋アフリカ研究学院)で開催されました。このページは、一連の催しで、主に当博物館の志村(禅保)哲が関わる講演/ワークショップの情報の一部を掲載しています。
3D尺八
プロジェクト
3Dプリンタを用いた複製楽器の作成が可能となりましたので、歴史的尺八のCTスキャンデータの基づき、名管の外観および管内形状を精密に複製し、多様化した音楽種目それぞれに対応した楽器製作の資料を提供する予定です。
Cyber尺八
プロジェクト
「Cyber尺八」は、日本楽器・尺八の伝統的/前衛的パフォーマンスのために開発されました。日本伝統音楽の継承に重要な「演奏者の身体技法」を、各種のセンサ技術によって抽出し、演奏技法における諸情報をコンピュータで認識させることを研究テーマとしました。そして、その成果をもとに、尺八本曲の伝統的に基づいた音楽演奏を実現するために、楽曲のプログラミングを行ない、人間とヴァーチャルパフォーマ(仮想演奏家)が「掛け合い」による演奏を行なえるようにしたシステムです。